グラベルチームSea Otterに挑む

レースはショーであり、ショーはレース。

アメリカのサイクリング界の4月といえば、シー・オッター・エキスポとそのレースプログラム。誰もがシーズン開幕を祝って会場に集まります。新製品、旧友、そして数々のレース。

今年のエリート男女レースの目玉イベントであるシー・オッター・クラシックは、マウンテンバイクからグラベルロードへと初めて変更されました。男女ともに143キロ、登り2,487メートルのレースです。カフェ・ドゥ・シクリステ所属のNuméro 31が出場。

アクセルとウーゴは、グラベルの王者と競い合うことに。アメリカシーンの精鋭たち。さらにオリンピック選手、ジロ・デ・イタリア優勝者、そしてロードバイクとマウンテンバイクのプロたちも。

スタートからレースは荒々しく、速く、容赦ない展開となりました。カリフォルニアの照りつける太陽の下、テクニカルセクション、オープンレース、そして戦術的な動きが次々と繰り広げられます。シー・オッターが熱血な戦いを展開!
女子レースは、パリオリンピックのマウンテンバイク銀メダリスト、アメリカのヘイリー・バッテンが初グラベルレースで優勝。13位だったアクセルは、「アグレッシブに攻めたレースでしたが、残念ながら結果には繋がりませんでした。ライフタイム・グランプリ初戦に向けて自分の位置を確認することができたと思います。スタートから先頭を走りたかったので、単独逃げを試みましたが、レースの残りは体力を消耗してしまったかもしれません。それでも好調な状態から得られるものは多く、すべてがうまくいけば、必ず結果が出ると確信しています!」と語りました。

一方、男子レースでは、ユタ州ミッドウェイ出身のキーガン・スウェンソンがこのコースで3連勝を飾り、ウーゴは19位に終わリました。「スタートから嫌な予感がして、長い一日になるだろうと思っていました」とウーゴ。「約20人の先頭集団に留まり、できるだけ賢くレースをすることに集中しましたが、最後の登りが命取りでした。目標には程遠い結果でしたが、調子の悪い日だったので、何とか持ちこたえました。カフェ・ドゥ・シクリステのスキンスーツを着用したのは初めてで、これほど速くて暑いレースでは、非常に助けになりました!」
