フィンランドでのスプリント
FALLING LEAVES LAHTI

スペインでのグラベル・アース・シリーズの2レースとフランスのUCIレベルレース後、カフェ・ドゥ・シクリステ・グラベルチームの選手たちは、フィンランドのトレイルレースに挑みました。

Falling Leaves Lahtiは、カフェ・ドゥ・ シクリステが提携しているグラベル・アース・シリーズの一環であり、ノルディック・グラベル・シリーズの一部でもある180キログラベルレースです。このレースは、フィンランド南部に位置する絵のように美しいラハティ市からわずか数キロの場所で開催されますが、広大で人口の少ない国の真ん中で迷子になったような気分になるほど遠く離れています。広大な森林と湖の風景の中、起伏のあるトレイルの世界にどっぷりと浸かることができます。
言い換えれば、Falling Leaves Lahtiにはまさに「Forever Outsiders」の雰囲気があり、チームがニースのリビエラの喧騒から離れることが可能な場所なのです。

グラベルチームの選手たちがトレーニングしているニース周辺のトレイルはテクニカルで急勾配ですが、ここはより平坦で走りも良好です。ペースはすぐに上がり、ロードサイクリストとしての経歴が活かされた一日でした。
ロードレースと同様、大きなプロトンが優位に立ち、一瞬の隙も許しませんでした。多くのライダーが順番に先頭に立ち、ゴールラインが近づくにつれてプレッシャーは増すばかり。
急速に変化する状況に遅れを取らないためには、燃料補給が重要。「炭水化物を十分に摂取していませんでした。ロードレースと違って、グラベルレースでは常に限界を感じます」とアクセル・ズッカレッリ。「レースの終わりには、精神面が本当に影響を受けました」とアンドレア・ミフスドが付け加えました。
最後の数キロで、カフェ・ドゥシクリステのアンドレア・ミフスド、伝説の元ロードプロのグレッグ・ヴァン・アーヴェルマート、そしてコースを熟知している地元フィンランドのライダーの3人が集団から離れました。

最後の力を振り絞って、フィンランド人ライダーが優勝し、アンドレアが2位、ベルギー人が3位となりました。表彰台に立ったアンドレアの素晴らしいパフォーマンスに心からお祝い申し上げます。表彰台は思いがけない贈り物であり、努力を続けたシーズンへのご褒美ですが、Falling Leaves Lahtiで重要だったのは、私たちがレースに臨んだ精神でした。それは、ニースの奥地の厳しい道で数え切れないほどの距離をトレーニングしてきた、クラブ仲間たちの協力と友情に満ちていました。何年も一緒に走ってきた彼らは、その利点をどう活かすかをよく知っているのです。
カフェ・ドゥ・シクリステ・グラベルチームの次の目的地は、10月中旬にスペインで開催されるグラベル・アース・シリーズの最終戦、ランショです。カフェ・ドゥ・シクリステがメインスポンサーを務めるこのイベントでは、女性チームが男性チームに加わり、シーズンの締めくくりに向けて最後の追い込みを行います。
スペインのカフェ提携イベントでスタートし、終わりも同様。グラベルシーズンの完璧な終わり方だと言えるでしょう。
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