ジュラシックパーク – ジュラマウンテンでのライド

ジュラマウンテンを横断するバイクトリップは、フランスとスイスの自然境界全てを辿るルートです。1970年代に作られ、クロスカントリースキーネットワークと同距離。20年後、フランスでマウンテンバイキングがサイクリングとして主流になった時期に、初のMTB「グランドトラバース」で夏用トレイルとして使用されました。

ご存知の通り、PCR Gravier による前回のアドベンチャーでグラベルサイクリングの楽しみを味わいましたが、ロックダウン解除後のジュラマウンテンは最適だと言えるでしょう。6人の友人、6台のバイク、4日間にわたるトリップを多数のカメラと重量100キロの16mmカメラ1台と共に進みました。

1 // グラベル

ジュラマウンテンはグラベルが豊富である、というのは控えめ過ぎる言い方かもしれません。公式のルートの多くにはグラベルがありますが、恐竜時代から変わっていないような岩に覆われたルートも含まれます。

「オールテライン」という呼び方が相応しいルートには泥道のシングルトラック、最初の2日間で数えきれなくなった岩や木々に覆われたMTB「ノースショア」があります。これらがジュラマウンテンで出会うルートのほとんどでしょう。

注：ショーヌーヴのオリンピックスキージャンプも試してみましたが、グラベル感が多少足りない印象がありました。

2// タイムアウト

トリップをスポーツチャレンジとして捉えず、小さな村を訪れることによって行き先を楽しむのが我々のスタイルです。小さなバーやカフェが点在するジュラマウンテンは最適な場所だと言えるでしょう。数キロごとに写真を撮り続けるほどPCR Gravier最高の楽しみがあります。1日に最低２カ所の高台に行くチャレンジを設けたほどです。

ネタバレ注意：フライングカラーと共に。

「タイムアウト」と言った人は、「ホリデイハウス」も意味したのでしょう。幸運なことにPierreの家族がモウゼに所有しています。各階の間をクライミングロープで登って階段をつける必要があったほど巨大な家です。テントを出す必要もなく、快適な室内で現地特産のお酒Pontarlier Anis（「Le Pont」とも呼ばれる）を堪能しました。

そしてキャビン。キャビンの話なしではジュラマウンテンを語ることができないほど皆が気に入り、初日に予期していなかった嵐が訪れた時やレ・ルースへ向かう途中でタイミングよく到着しました。

キャビンでの休憩はハーモニカの練習や「リトルピッグ」ゲームで石を投げる練習に最適です。我々にとってキャビンはレジャーと同じ意味合いを持つのです。

3// ジュラシック

ジュラシックパーク映画に出てくる風景はよく知られていますが、続編はジュラマウンテンで撮影可能でしょう。崖の側と森の中で設置したキャンプは、テントを張るのにこれ以上美しい場所はないだろうと感じました。ジュラマウンテンでは自然とわかり合ったような感覚が生まれ、過去のトリップではラフな天候であったのが嘘のようです。

化石の恐竜は見たことがあるかもしれませんが、山の王として君臨している牛に気づかずにはいられません。Tレックスよりは威厳に欠けますが、あらゆるカラーとサイズには圧倒されること間違い無いでしょう。

ジュラマウンテンは手厚く保護され、グランドトラバースも素晴らしく管理されています。すぐにでもまた訪れたいほど美しい場所です。