エウラ・ピニョル・グラナディーノ

– 29歳
– スペイン、カタルーニャ南部のテレス・デ・レブレ出身
– バルセロナ近郊の小さな村、ホスタレッツ・デ・バレンヤ在住
– 2020年よりサイクリストとして活動
– 食品会社で品質マネージャーとして勤務、生化学者

いつ、どのようにしてサイクリングを始めましたか?

2020年からサイクリングを始めました。当時は私にとってサイクリングは二次的なスポーツでした。私は主に超長距離トレイルランニングのトレーニングを行い、回復日にはサイクリングをしました。その頃に新型コロナウイルス感染症が広まり、私はローラーでサイクリングを始めました。家を出ることができるようになるまでに、サイクリングが私の主なスポーツになったのです。昨年の初め、山々とトレイルランニングの解放感が恋しくてグラベルバイクを購入しました。

競技を始めようと思ったきっかけは何ですか?

私がサイクリングを始めたとき、フランスのロードサイクリングチーム、Le Boulouに参加する機会がありました。挑戦してみるのは大好きで、そこから多くのことを学びましたが、舗装道路で走ることは私の性格や生き方には合わないと感じました。昨年、自分自身でグラベル競技を始めようと決心し、私にピッタリなことに気づきました。

最も期待しているレースは何ですか?

私に最もモチベーションを与えてくれるレースは、Traka 360だと思います。初めてのロングレースなので、とても興奮しています。私はとても頑固な性格で、苦しみにもうまく対処できるので、良い長距離サイクリストになれると思います。私にとってTraka 360は新たな始まりであり、すべての始まりは常にエキサイティングです。

ウィメンズグラベルおよびウィメンズサイクリング全般の進化についてどう思いますか?

ウィメンズサイクリング競技がメンズサイクリング競技と同じくらい進化していると言えるまでには、まだ多くの戦いが残されていると思います。近年、私たちが進歩を遂げてきたのは事実です。より多くのプロ(およびアマチュア)ウィメンズチームが存在し、ウィメンズサイクリング競技が目に見えるようになりました。しかし、まだまだ道のりは長いです。女性による競技をもっと可視化する必要があると思います。

レースでの最高の思い出

最高の思い出は、間違いなくフランスチームと行った初めてのロードレースです。彼らは私をフランスカップの最終レースに招待し、私がレース中や集団内でどのように動くかを評価するきっかけを作りました。本当に大惨事でした!転倒したり、マシンにトラブルが発生したり、自分の位置を見つけることができなかったりしましたが、それでもレースを終えるまで何度も挑戦しました。チームマネージャーが私に「あなたほど頑固な女の子は見たことない!」と言ったのを覚えています。

レース準備に関するプロからのヒントはありますか?

レースは当日だけではないと思います。前日の栄養、水分補給、休養がとても大切です。私のちょっとしたコツは、レースの前夜にレースがどうなるかを想像することです。上位を争う自分を想像し(実際にはそうならない可能性はありますが)、良い感情を抱くこと。そうすることで安心してスタートラインに立つことができます。