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川へ連れて行って#2 :Ruisseau De Redebraus

ブロー峠の知られざる面を発見しました。ロードパスを遥かに超えるソスペルからのクライム、リヴィエラグラベル#3。ロードクライムの完璧さ、Les Courses Disparues、ツールドフランス、モンテカルロ・ラリー(Monte Carlo Rally)の歴史を話し始めたいところですが、止めておきます。

もう1つの秘密というのは、ブロー峠にある新しい面です。山の向こう側にL'Escarène へと続く渓谷Ruisseau de Redebraus があります。有名なヘアピンカーブ(picture-perfect hairpins )を登ると、軍用貯蔵庫のある滝へと向かう短いグラベルロードに出ます。泳ぐには現地の人の案内がいる場所です。

川へ連れて行って#2:Ruisseau de Redebraus

ThibaultとLauraは、ニースのサイクリング中毒と言っても過言ではないでしょう。走行をするか、次の走行の計画を立てているかのどちらかを毎日行なっています。アウトドアを愛し、よりリラックスした他の目的も探しています。努力をし、最後に楽しむのが彼らのスタイルです。ManonとFlorentのように、ThibaultとLauraも走行をした後のひと泳ぎを楽しみにしています。ブロー峠は最適なロケーションであり、厳しい走行の後で渓谷でのくつろぎが待っています。

川へ連れて行って#2:Ruisseau de Redebraus

日差しが降り注ぎ、汗をかくような気候ばかりではありません。今夏は嵐が多く、走行相手というより雨との競争でした。天気は場所によって変わり、実際に空の様子を観察することは天気予報アプリをチェックするより大切ですが、暑さと湿度はほぼ変わりません。ThibaultとLauraは海岸沿いを抜けましたが雨からは逃げることが出来ず、Col de Nice を通ってL’Escarèneに到着した頃には全身濡れていました。

川へ連れて行って#2:Ruisseau de Redebraus

L'Escaréneからの選択肢は2つあります。真っ直ぐ先にあるチュリニ峠、もしくは西の Col St Roch Luceram(チュリニ峠に繋がるので混乱しやすいですが)へ直接向かう大きなクライムか、東の10キロのブロー峠へと向かう選択肢です。

ThibaultとLauraはチュリニ峠でのZinzin 挑戦を今日は行いませんでした。通常のブロー峠でのクライムに加え、トランクス水着スイムウェアをポケットに入れ、パーフェクトな場所まで戻ります。

天気は晴天、南西向きのスロープでは気温が上昇しています。このサイドは夏には非常に熱くなり、下で流れる川の音を聞くと峠を忘れて泳ぎに行きたくなります。Lauraはトレーニングを続けることに心を決めており、ボネット峠を数週間内に完走する事を目指しています。


川へ連れて行って#2:Ruisseau de Redebraus

クライムを終え、2人のライダーは流れる水のように山を下り、Touët-de-l’Escarèneの手前で止まりRuisseau de Redebrausのスイミングスポットへ続く道へと入ります。何台かの乗り捨てられた車の内部には花が咲き、その上にはPatouマウンテンドッグのいる家があります。ニースの荒々しいバックカントリーに着いたことが分かり、川と滝の音に心が踊ります。

川へ連れて行って#2:Ruisseau de Redebraus

ラフなrough グラベルトラックでのシクロクロス風アプローチと言えますが、バイクを押すか担ぐかして進みます。目的地に辿り着くと努力が報われるのは間違いないでしょう。なめらかな岩で囲まれたプールに滝が流れ込み、午後の太陽がダイビングに最適な深さの水に影を作っています。

川へ連れて行って#2:Ruisseau de Redebraus

水の温度は体に衝撃を与えますが、すぐに慣れます。川に飛び込む度に、地中海の塩水と川水の新鮮さの大きな差に驚くでしょう。山から流れ出すミネラルを味わえるかのような水です。ThibaultとLauraは上を目指して泳ぎます。

川へ連れて行って#2:Ruisseau de Redebraus

太陽の光で温められた岩は、帰路に着く前に乾かすのに最適です。ThibaultとLauraは、帰る時間が延びていくのも気にならないほどパラダイスのような世界を堪能しています。

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