ROTM:パリのスピードと光
「土曜日朝のライドは、私にとってパリそのもの」とカフェ・ドゥ・シクリステ創業者であるレミ・クレモン。アニエスベーとの特別コラボレーションを記念して、彼は以前住んでいたパリに戻り、ライドに参加しました。
「コーヒーを飲んでからセーヌ川沿いでウォームアップライド、そして街を出てイル=ド=フランスへ。まるでずっといたかのような感覚でした。」
パリ西にあるブローニュの森を午前7時半に出発し、都心を囲む郊外へと12名のライダーが走り、Le Barn Hotelで休憩。Le Pain Grilléでブランチを楽しんでから、アニエスべーの本社カフェへ。
100キロの道のり(StravaによるとBarnexpressの足跡を辿っているとのこと)は素晴らしいワークアウトであり、コラボレーションキットを試す最高の機会でもありました。
レミは機能性やデザイン性、フィット感に高い満足感を感じ、アルプ=マリティームで13年前に友人と始めたカフェ・ドゥ・シクリステのマイルストーンのようなコラボレーションであると実感。
「ずっと尊敬し続けてきたブランドと協働でデザインし、創造性とサステナブルなアプローチを共有し、何より楽しんで仕事ができたのは素晴らしい体験でした。実際のアイテムとして誕生したことを肌で感じるのは感慨深いです。」
アニエスべーとのコラボレーションによる新しいアイテムに加え、夏の長いライドに最適なカフェ・ドゥ・シクリステのシグネチャーパフォーマンスピース2点がリリースされました。
再生繊維を用いた素材を使用し、空気力学的テーラリングで仕上げています。アニエス自身によって撮影された写真を元にしたプリントを施し、スピード感のある鮮やかなコラボレーションとなっています。
パリからフランス各地、国外までつながるTGVでアニエスが移動中に撮影した写真を元にしたプリント。
日本製スーパー8カメラ「ハリネズミ」で撮影された写真を元にした、サイクリングのスピード感と速さを表現した「Stroke of Light」パターン。夢のようなカラーパレットと動きが感じられる創造性あふれるデザインです。
夏のフランスでの山道を走るライダー、そして彼らを見る道ゆく人々が目にするぼやけたような色合いを表現。
CLASSICS CHALLENGE:パリのプロムナード
凱旋門から数メートルのところにあるKM0バイクショップには、毎月300人のパリ拠点のサイクリストが集まります。グループで100~200キロを走行するというシンプルなアイディア。
今月のライド:4月
春がやってきました。夏時間が始まり、ニース港は活気付いています。まだ眠そうな目をした船員が大型ヨットを掃除し、小さなディンギーが揺れています。ジェローム・カズンはエスプレッソを手に、プロのプロトンを引退して以来楽しんでいるゆっくりとしたライドについて語ってくれました。