ブルーイス峠:山脈マップナンバー11
第二次世界大戦前のBreil-sur-Royaの人々にとっては、フランスへ繋がる唯一のルートであったブルーイス峠は命綱でした。
北にはイタリア王が好んで狩を行った森に囲まれたタンドがあり、南には流れの速いロワイヤ川に沿って2つのフランス人居留地とイタリア国境検問所がありました。高い岩壁と敵の領土に囲まれた状態だったのです。
ブルーイス峠に兵舎が多いのも納得がいきます。ブレイユに侵略してくる敵から守るため、もしくはルートを守るため、兵士はこの戦略的な地点に留まりました。
Authion高原の下に広がる山にある数々のハイキングトレイルの上に、巨大な兵舎があります。未完成で未使用の建築物は、ソスペルから登るとかなりの威圧感があります。